テレビ番組がダイエット効果があると取り上げたのをきっかけに、バナナが今週に入って全国的に品薄状態になっている。夕方には売り切れになってしまうスーパーも出て出荷も追いつかない状態だ。
大手スーパー、イトーヨーカ堂の広報によると、バナナは20日以降、前年の2倍の売れ行きだ。夜になると品切れの店舗も出ている。「入荷量を増やすよう要望しているが、なかなか入りづらい」と話す。西友でも品切れの店が出て、発注を増やして対応している。
輸入量トップのドール日本法人(東京)によると、8月10日―9月6日までの4週間の出荷量は昨年同時期から約26%アップ。「なんでもいいからバナナが欲しい」という問い合わせもきている。バナナは、中国や韓国、中東でも人気が高まっているといい、「輸入量を増やすのは難しいのが現状」という。2位の住商フルーツ(東京)では9月の出荷量が昨年の約3割増となる見込み。
今週に入っての急激な品薄は、今月19日放映のテレビ番組が引き金だという。タレントが朝食をバナナと水だけにする方法で体重を減らしたと紹介した。
ただ単一の食品をとるダイエット法には健康への懸念を指摘する声も。岡田正彦新潟大教授(予防医学)は「バナナが身体によい食品であるのは間違いないが、大量摂取は健康によくない。ダイエットに王道はなく、バランスを考えることが必要」としている。
参照元:スポーツ報知