1981年の米ロサンゼルス銃撃事件で逮捕され、サイパンで拘置中の元会社社長・三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=による逮捕状取り消し請求の第3回審理が15日(日本時間16日)、ロサンゼルス郡地裁トーランス支部で開かれ、元社長は映像という形で初めて法廷に姿を見せた。
審理が再開されたのは約3か月ぶり。同地裁は審理継続を決め閉廷した。次回審理日は未定。
審理には、三浦元社長はサイパンからインターネットなどを利用した映像や音声を通じて初めて参加。「三浦和義です」と名乗り、直接出廷する権利を放棄する意思を示した後、法廷のやりとりを通訳を通じて聞いた。収容者用のオレンジ色の服を着た元社長は当初、緊張した面持ちだったが、時折笑顔もみせた。
この日は検察側証人として日本の刑法に詳しいミシガン大法科大学院の教授が出廷し、日本の刑法の共謀共同正犯と、米国の共謀罪の概念は異なると指摘。三浦元社長は日米で異なる罪に問われており、判決が確定した事件で再び罪に問われない「一事不再理」の原則は適用されないとする検察側の主張を補強した。
元社長の弁護人ゲラゴス氏は反対尋問で、日本の最高裁が「共謀」を米国の共謀罪と同じ単語で英訳している資料を示すなどした。
今年2月に、サイパンで逮捕された三浦元社長。6月には2度目の保釈請求が退けられるなど、収容施設での生活は約6か月に及んでいる。
参照元:スポーツ報知