米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡は11日、1990年4月の打ち上げ以来、地球の軌道10万周を達成。NASAは10日に撮影した色鮮やかなタランチュラ星雲の画像を記念に公開した。
同星雲は大マゼラン雲にあり、地球からの距離は約17万光年。超新星爆発の影響で星間物質が凝縮され、恒星が活発に誕生している領域で、画像には硫黄や水素、酸素の原子が発する光がそれぞれ赤、緑、青色で写っている。
ハッブル宇宙望遠鏡は全長約13メートル、直径約4メートルの円筒形で、重さ約11トン。口径2・4メートルの反射式望遠鏡を備え、高度約600キロの軌道を約100分で一周しながら、可視光と近赤外線、紫外線領域で観測を続けている。
NASAは10月に、観測装置の性能向上と故障した姿勢制御装置の交換などのためにスペースシャトル「アトランティス」を飛行させる計画。修理はこれまでに4回実施され、最後となる次回が成功すれば2013年までの運用延長が見込まれる。(共同)
参照元:スポーツ報知