1912年に建てられた木造校舎の2階の窓から校庭に向けて紙飛行機を飛ばし飛距離を競う「白い紙ひこうき大会」が10日、山形県朝日町の大谷小学校の旧大暮山分校で開かれた。
同校は写真集やテレビCMの撮影の舞台になってきたが、校舎が来年度に解体されるため、大会は今夏が最後の開催。
例年より多い約300人が参加した大会は学校のチャイムでスタート。柱や板壁が茶色にくすんだ校舎から、青空に向けて手製の白い紙飛行機を次々と飛ばし、歓声を上げていた。
4年間この校舎に通ったことがあり、大会の開催を手伝う同町の短大生川口靖晃さん(19)は「たくさんの人が集まってくれてうれしい。ただ、校舎には友達と遊んだことや先生に怒られた忘れられない思い出が詰まっている。なくなるのが寂しい」と目を細め校舎を見つめていた。
大会実行委員会によると、分校は児童数が減り99年に閉校。大会は町の有志が「校舎がなくなる前に思い出を残そう」と閉校の年から毎年、開催していた。
参照元:スポーツ報知