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震度6強でも名前なし…24日未明の岩手県震源地震

岩手県沿岸北部を震源とする24日未明の地震で負傷した人は青森、岩手、宮城、秋田、山形、千葉各県と北海道で計132人に上った。総務省消防庁によると重傷者は28人。気象庁では震源が深く余震は低調とみているが、今後も震度4程度の可能性があるとしている。今回の地震について、同庁では地震に命名する基準を満たしていないとして、今のところ“名称”をつける予定はないとしている。

 7道県で130人を超える負傷者を出した今回の地震に、名称がつかないことになりそうだ。気象庁によると、震度6強以上を記録した地震で名称がつかなかった例は、2003年7月に宮城県で起きた連続地震以来だという。

 気象庁では、地震に命名する基準を〈1〉陸域でマグニチュード(M)7・0、海域でM7・5以上で、震源の深さが100キロより浅く、最大震度5弱以上または津波2メートル以上〈2〉建物の全壊が100棟以上など顕著な被害〈3〉群発地震で被害が大きい―と定めている。

 今回の地震はM6・8で、〈1〉の基準を満たしていない。さらに、警察庁集計では建物の一部損壊は計31戸となっており、〈2〉の基準も満たしておらず、気象庁では今のところ名称をつける予定はないという。

 同庁地震火山部管理課によると、大規模な地震に名称をつける理由として、災害応急対策活動において国や自治体が共通の認識を持てること、将来に地震の教訓を残すこと、などが挙げられるという。一方で名称をつけることで、風評被害を招く可能性もある。

 逆に大規模な地震で名称がつかない場合、地元住民からは、被害が大きいのに小さく見られてしまう、との声も出る懸念も。同課では「震度よりも、具体的な被害状況やマグニチュードなどの科学的データを基準に、命名するかどうかを決めている」としている。

 今回の地震の負傷者は7道県で132人。ガラスの破片や転倒などで多くのけが人が出ている。JR東日本によると、地震の影響で運転を見合わせていた東北、秋田両新幹線の仙台以北は、午後2時すぎから順次運転を再開した。

 青森、岩手、宮城各県は対策本部を設置。政府の調査団は24日午前8時すぎ、岩手県洋野町に到着。警察庁は東北管区警察局の広域緊急援助隊を出した。国土交通省がヘリコプターで上空から調査したが、大規模な被害は確認されていない。

 東京電力によると、青森、岩手、宮城、福島で8611戸が停電、約6時間後までにすべてが復旧した。4件の火災通報があり、青森県八戸市の火事はまもなく鎮火したという。

 ◆「一人ならパニック」志村けん仙台で直撃 ○…舞台「志村魂3」の公演で仙台を訪れていた志村けん(58)が、地震の発生時の様子をブログにつづっている。「ダチョウ倶楽部」の肥後克広(45)、上島竜兵(47)と食事をともにしていたようで「一人だったらパニックでした」。24日も予定通り仙台で公演を行い「今日の公演、そんな不安を忘れるような舞台にします。被災地の方も頑張って下さい」とメッセージを送っている。

参照元:スポーツ報知

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2008年07月25日 11:36に投稿されたエントリーのページです。

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