サブプライム住宅ローン問題の影響で、銀行大手シティグループが18日発表した4―6月期決算は、同問題に関する損失約72億ドル(約7700億円)などを計上、昨年夏以降の貸倒引当金を含む関連損失は累計で590億ドル(約6兆3000億円)規模になった。証券大手メリルリンチが17日発表した同期決算でも同関連損失が約97億ドル(約1兆円)に達し、関連損失累計は400億ドル(約4兆2500億円)超と米証券最大となった。
シティのサブプライム関連損失の累計は、世界の金融機関で最大規模となる見込み。4―6月期は純損失が24億9500万ドルとなり、4半期ベースで3期連続の赤字となった。
シティの赤字額は、市場予想は下回ったが、4・4半期連続で巨額のサブプライム関連の損失を計上したことになり、一段の資本増強などを迫られそうだ。
メリルリンチの4―6月期は、純損失が46億5400万ドルと4期連続の赤字。損失穴埋めの目的で米経済通信社ブルームバーグの持ち株20%を44億2500万ドルで売却。人員削減も加速させており、今年前半で予定よりも多い約4200人を減らした。
両社ともサブプライム関連の金融商品などを多く保有、長期化する信用収縮の影響でこれらの評価損が膨らんだ。(共同)
参照元:スポーツ報知