米大統領選の民主、共和両党の候補となるオバマ、マケイン両上院議員は8日、ワシントンで開かれたヒスパニック系団体の集会で演説し、それぞれ支持を訴えた。両氏はヒスパニック系有権者の動向が11月の本選の勝敗を左右する可能性があるとみており、票の争奪戦が今後激しくなりそうだ。
全米のヒスパニック人口は近年急増、全人口の約15%に達し、黒人をしのぐ最大のマイノリティー(少数派)に成長している。伝統的には民主党支持者が多いが、オバマ氏は党候補指名争いでヒラリー・クリントン上院議員に対するヒスパニックの厚い支持を崩せなかったことから、マケイン陣営も“勝機”は十分あるとみている。
ヒスパニック票が勝敗の鍵を握るとみられているのは激戦州のうちフロリダ、コロラド、ニューメキシコ、ネバダなど。
両氏は8日の演説で、ヒスパニックの関心が高い移民政策に加え、経済政策を主題に据えた。オバマ氏は「この選挙を決めるのはヒスパニック系有権者になるだろう」と強調。抜本的な移民対策や雇用創出によって、アメリカンドリームを実現できる社会をつくると公約した。
マケイン氏は「もしあなたがもっと税金を納めたいなら、私は不適切な候補だ」と述べ、減税推進などで生活水準を引き上げると訴えた。
参照元:nikkansports.com