道交法改正で後部座席のベルト義務化
後部座席のシートベルトや75歳以上のドライバーに高齢者マーク(もみじマーク)の表示などを義務付ける改正道交法が6月1日、施行される。ともに違反者に行政処分などが科されるが、着用率や表示率が低いことなどから、警察庁は当面摘発を見送るよう全国の警察本部に指示している。
後部座席のシートベルトは、高速道路での違反者に対し行政処分の1点を科す。観光バスやタクシーで乗客が未装着の場合、運転者が処分対象になる。一般道での違反者には処分はなく、妊婦なども免除される。今秋の全国交通安全運動終了時までは、悪質なケースを除いて摘発されない。
75歳以上の普通自動車の運転者に義務付けるもみじマークは、表示をしていない違反者に行政処分の1点と反則金4000円が科されるが、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)と同様の批判を与党が懸念した影響などで、1年間は指導だけにとどめた。
このほか、重度の聴覚障害者に、車にワイドミラーを付けることなどを条件に、運転免許の取得ができるようにした。
また、同日施行の道交法施行令で、車道の通行が原則だった自転車について、13歳未満の子どもと70歳以上の高齢者の歩道通行を可能にし、接触の危険がある場合は子どもや高齢者でなくても歩道の通行を認めた。
自転車の運転マナーを定めた「交通の方法に関する教則」も改正。子どもにヘルメットをかぶらせるよう求めるとともに、携帯電話を使ったり、傘を差したりしながらの走行禁止を明記した。
参照元:nikkansports.com