三菱電機が携帯電話端末の開発、生産事業から撤退する方針を固めたことが3日、分かった。NTTドコモ向けに絞って端末を供給してきたが、国内市場が飽和傾向を強める中で販売不振が続き、採算改善が困難と判断した。同日発表する。
国内の携帯電話機市場は買い替えサイクルが長期化して先行きの縮小が見込まれる中、10社前後のメーカーがひしめき、三菱電機など下位メーカーは事業の見直しを迫られていた。三洋電機も京セラに携帯電話事業を売却することを既に決めており、端末メーカーの再編の動きは加速しそうだ。
三菱電機は当初、2007年度に320万台の携帯電話端末を出荷する計画を立てていたが、今年に入り210万台に下方修正。今春の新機種の発売も取りやめる方向で、今後は主力の重電システムや自動車関連部品、空調機器などに経営資源を集中させる方針だ。
参照元:スポーツ報知