1981年に米ロサンゼルスで発生した銃撃事件で、米自治領サイパンで殺人などの容疑で逮捕された元会社社長・三浦和義容疑者(60)。逮捕のきっかけはブログだった。銃撃事件を捜査しているロス市警のリック・ジャクソン捜査官は28日、共同通信と会見し、サイパンで逮捕された三浦元社長が自身のブログで、サイパンに昨年旅行した事実を公表したことが逮捕の端緒になったと明かした。
「三浦和義の独り言」には、昨年5月28日付で自身のサイパン旅行についてつづられていた。「サイパンに5泊6日で、ゆったり~と遊んできました」との書き出しで、「今度は9月に3、4日、再び友人らと行こうと思っています」と明らかにしていた。
9月に実際にサイパンを再訪したかどうかは不明で、この日のほかにサイパンに触れた個所はない。
ジャクソン捜査官は逮捕の端緒について「彼のブログと彼の旅行だ」と明言。「わたしが事件の捜査を始めた20年前に出会った(日本の)関係者」からブログの存在を知り、予告通りならば昨年後半に再びサイパンを訪れると見て、サイパンの出入国管理当局と連絡を取ったという。
1年半で4度 日本の当局とも連絡を取ってきたが「目立たないように努めてきた。調べていることが分かると彼(三浦元社長)が旅行をしないかもしれなかったからだ。旅行してほしかった」と、心境を吐露。サイパン検察当局によると、今回の三浦元社長のサイパン入りは、過去1年半で4度目。
ジャクソン捜査官は、ロサンゼルス郡検察の元首席捜査官で、20年前の捜査に携わったジミー佐古田氏と「絶えず話しているし、あらゆることを伝えている」とも明かした。28日のロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)は、佐古田氏が昨年、三浦元社長のブログの内容をジャクソン捜査官に伝えたと報じている。
ジャクソン捜査官は、新証拠に関して「コメントしない」と改めて強調。一方で「新証拠がなくても、逮捕状請求手続きをした88年の時点ですでに十分な証拠がある」とした。
参照元:スポーツ報知