ウォルト・ディズニー・ジャパンが1日、「ディズニー・モバイル」のブランド名で携帯電話サービスを開始する。ソフトバンクモバイルの通信網を借りての事業で、こうした方法で携帯の音声通話サービスに本格参入するのは国内で初めて。
既存の回線を利用するディズニーのような事業者はMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれ、自前で全国に通信網を整備する必要がなく、低料金での定額制など思い切った料金プランの導入も可能となる。
ディズニーが購買力の高い層を取り込んで一定の収益を確保できれば、MVNOの知名度が上がり、他業種から携帯事業への参入が相次ぐことも考えられる。多様な料金コースが登場し、消費者の選択肢が広がり、NTTドコモやKDDIを含む大手3社の寡占状態が崩れる可能性もある。
ディズニーは知名度の高いキャラクターを使った端末や、メールの絵文字機能などを用意して、ターゲットに設定している20―30代の女性にアピールする。ディズニー動画などの集まる有料サイトが追加料金なしで利用できる。
料金は月額基本料を980円に抑えたソフトバンクの主力プラン「ホワイトプラン」と同じ設定とする。家族割引などもソフトバンクと同様に適用する。
◆MVNO 自前で通信網を持たず、既存の携帯電話の通信網を借り受けてサービスを提供する事業者。この方式を選ぶと初期費用を抑えてサービスを開始できる。総務省が競争の活性化策の一つとしてMVNOへの回線提供を促す指針をまとめている。現在はニフティなどインターネット接続業者によるデータ通信サービスが始まったばかり。
参照元:スポーツ報知