イタリア捜査当局は28日、同国の最高級スポーツカー、フェラーリの模造品を製造・販売したとして犯行グループを摘発したと発表した。
模造されたのは、1999年~2004年まで販売された「モデナ360」シリーズ。MRの2人乗りクーペ、オープンタイプで、価格はフェラーリの中では最も安い10万ユーロ(約1600万円)。
“入門車”として人気のあったことに目をつけた犯人は、破格の約2万ユーロ(約320万円)で売り出した。客の多くはビジネスマンで、偽物と知りながら、結婚式などイベントで使用するため、購入したという。
捜査当局によると、犯人らはインターネットや中古車販売店を使い、14台のうち7台を売りさばき、残りは製造中だった。トヨタのMR2、米国のポンティアック、ドイツのメルセデスベンツなどをベースにし、偽物づくりに励んだ結果、「手の込んだ素晴らしい出来」(捜査関係者)。だが、エンジンは偽のままで「音で偽物か本物か分かった」(同)という。
フェラーリ社によると、これまでも模造品が作られることはあったが、ウェブサイトをチェックし、模造品が売買されていないか、監視しているという。
参照元:スポーツ報知