「清商(きよしょう)」の愛称で呼ばれるサッカー名門校で、日本代表の川口能活選手ら多くのプロ選手を輩出してきた静岡市立清水商業高校の校名が、他校との合併で消える見通しとなり、関係者から惜しむ声が上がっている。
同校は1922年に設立され、全国高校サッカー選手権大会で過去3回優勝するなど知名度は全国区。卒業生は元日本代表の名波浩選手や藤田俊哉選手、田中誠選手らそうそうたる顔触れ。
そんな名門校にも少子化の波が押し寄せた。同校の学区では中学校の卒業者数がここ20年で約2400人へと半減。県、市教委は昨年11月、高校再編計画案を発表。2013年度から普通科と英語科を持つ県立高と合併し、新しい校名になる予定だ。
同校の藤田安彦同窓会長は「全国ブランドの『清商』の名前を残して」と訴え、市民も同様の声を寄せるが、小嶋善吉市長は「時代に合った良い高校をつくることが大事」と校名にこだわらない姿勢だ。
卒業生で浦和レッズの小野伸二選手は「残念だけど、そこでサッカーをやってきたことが消えるわけじゃないから」と話している。
参照元:スポーツ報知