1日午前零時ごろ、北アルプス・槍ケ岳(3、180メートル)の標高約2000メートル地点にある槍平小屋(岐阜県高山市)のすぐ東側で雪崩が発生、テントを張っていた2グループの登山者計7人が生き埋めになった。高山署によると、1人が自力で脱出、別の登山者らが6人を救出し小屋に運んだが、男性4人が死亡した。
同署によると、亡くなったのは「徳島岳人クラブ」(徳島県)の市川啓二さん(51)=団体職員=、西井健さん(31)=大学職員=と、「三峰山岳会」(東京都)の越前屋晃一さん(60)=内装業=、金指伸一さん(45)=会社員=。残り3人にけがはないという。
県警山岳警備隊は1日午後、小屋に到着。天候の回復を待ち、2日以降に4人の遺体をふもとに運ぶ。
岐阜地方気象台によると、新雪が硬い雪の上を滑り落ちる表層雪崩の可能性が高いという。山岳警備隊によると、雪崩の後にかなりの積雪があるため、雪崩発生の詳しい状況は不明。
調べでは、2グループは小屋の近くにそれぞれテントを張り、就寝中だった。登山計画によると、徳島岳人クラブは男女4人で12月30日に入山し、2日に下山予定。三峰山岳会は男性3人で同じ日に入山し、4日に下山を予定していた。
現場は積雪3メートル以上とみられ、岐阜地方気象台は岐阜県の飛騨地方北部に大雪警報と雪崩注意報を出し、警戒を呼び掛けていた。
参照元:スポーツ報知