三重県は20日、先月19日に無期限の営業禁止処分とした和菓子メーカー赤福(同県伊勢市)に対し、品質管理の徹底や適正表示のための社内体制確立など4項目の改善を指示。同社の一連の偽装や売れ残り商品の再利用は「組織ぐるみだった」とした。
県は今回の指示について12月14日までの報告を求めている。報告後には確認のため立ち入り検査などをする予定で、現段階で営業禁止解除や販売再開のめどは立っていない。
また20日、県が明らかにした調査結果では、一連の偽装は営業活動の優先や効率性追求などが要因になったと分析。組織ぐるみと判断した理由について、過去2年間の商品の廃棄率が2―3%と極めて低く、会社として偽装や再出荷の体制がなければ達成できない割合だった、とした。
改善項目はほかに、管理運営基準に基づいた総点検と改善、施設の総点検と改善。
午前9時すぎに伊勢保健所を訪れた赤福の浜田典保社長に対し、田畑好基所長は業務の総点検や社内体制確立などを文書で求めた。指示を受けた後、浜田社長は報道陣に「誠心誠意改善に努める。世間に迷惑をかけているので、なるべく早く対応したい」と話した。
参照元:スポーツ報知