額賀福志郎財務相は22日の参院財政金融委員会で、防衛商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者=業務上横領容疑などで逮捕=との宴席に額賀氏が同席したとする守屋武昌前防衛事務次官の証言について「仮に守屋氏の言うようなことが万が一あったとしても、記憶はない」と述べ、従来の国会答弁を後退させた。
民主党の辻泰弘参院議員が質疑で、昨年12月4日に財団法人「国際研修交流協会」がジェームズ・アワー元米国防総省日本部長を招いて開催したシンポジウムの慰労会が、東京・日本橋人形町の料亭「濱田家」で開かれたと指摘。宮崎容疑者、守屋氏とともに額賀氏が同席していたとする出席者の証言があると追及した。
額賀氏はこれまで宴席同席を全面的に否定。だが、この日、辻氏が、遅れてきた額賀氏に対し出席者が席を移動したことなど詳細な宴席の様子を明かすと、「あの」「うー」と言葉が詰まるように。何度もコップの水を飲み、当日夜の行動を「答えられない」と言う額賀氏に、「どういうことだ」などと怒声が飛び、委員会は1時間にわたり中断した。
一時は従来の国会答弁を後退させた額賀氏だったが、委員会再開後は「出席していない、と明確に回答いただいた」と、態度を一変させ自信たっぷりに答えた。自らの責任論に関しても「財務相の責任と使命を果たすことが私の仕事だ」と辞任の考えがないことを強調した。
参照元:スポーツ報知