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なでしこ初4強!3万大ブーイング中国に完勝…サッカー女子

◆北京五輪 サッカー女子準々決勝 日本2―0中国(15日・秦皇島五輪センター体育場) サッカー女子のなでしこジャパンは15日、準々決勝で地元・中国と対戦し、2―0で快勝。女子としては初の4強入りを決め、メダル獲得に王手をかけた。前半15分にMF沢穂希(29)が左CKをヘッドで押し込み、先制。後半35分、FW永里優季(21)=ともに日テレ=が追加点を決めた。完全アウェーの中で完勝し、惨敗した反町ジャパンにはない力強さを見せつけた。18日の準決勝で1次リーグで敗れた米国と再戦し、勝てば悲願のメダル獲得が決まる。

 中国サポーターの悲鳴と試合終了のホイッスルが交錯する中、イレブンはハイタッチを繰り返し、笑顔の花を咲かせた。「選手が気合が入っていた。ベスト8の壁を破ろうという意識が勝った」佐々木監督は笑顔で、選手をたたえた。五輪、W杯で女子として初の4強。ついにメダルに王手をかけた。

 エース沢はこの日も頼もしかった。前半15分の左CK。宮間のクロスに沢がゴール前に飛び込んだ。「どこに蹴るか分かっている」DFのマークを外し、頭で決めた。背番号10は左胸の日の丸のエンブレムを握りしめガッツポーズだ。「ベスト4、個人的には得点することが目標だった。それができてうれしい」沢は胸を張った。

 佐々木采配が快進撃を支える。昨年12月、大橋前監督からバトンを受けた指揮官は、配置転換を断行。沢の展開力を生かすため、2列目からボランチに下げた。宮間はトップ下から左MFに、安藤は右サイドバックから中盤に上げ攻撃力をアップさせた。ピッチを離れればものまねで笑わせる「ノリさん」(愛称)は、ただ者ではない。

後半35分にはFW永里が2点目を奪い中国の息の根を止めた。「守りに入るアウェーの戦い方はしなかった。それが功を奏した」と佐々木監督。男子が3戦全敗で去ったのとは対照的に、なでしこは約3万3000人のブーイングが飛び交う完全アウェーで攻めるサッカーを展開し、堂々と勝った。

 勝てばメダルが決まる準決勝の相手は1次リーグで負け、20戦で一度も勝っていない米国だ。「何色でもいいからメダルが欲しい。負ける気ははしない。米国に悔しい思いをさせてやりたい」と沢。勝てば、1968年メキシコで男子が果たした銅メダルを超える。女子サッカーの歴史を塗り替えた勢いで、日本サッカー界の歴史を変えてみせる。

参照元:スポーツ報知

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2008年08月16日 10:42に投稿されたエントリーのページです。

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