◆北京五輪 ソフトボール(15日・豊台ソフトボール場) 1次リーグを行い、日本は4連覇を狙う米国に0―7で5回コールド負けし、初黒星を喫した。米国は3戦全勝。日本は16日に中国と対戦する。日本は、エースの上野由岐子(26)=ルネサス高崎=を温存し、先発に江本奈穂(22)=豊田自動織機=を立てたが、2本塁打などで4失点と1アウトも奪えずに降板。攻撃ではアボットに1安打に封じられ、投打で完敗した。カナダは中国を1―0で破って3連勝。中国は2勝2敗。
手の内の探り合いとなり、日米ともエースを温存。だが、両チームの力の差がはっきりと表れた。先発の江本と救援した染谷が計4本塁打を浴び、打線は1安打に封じ込まれる屈辱的なコールド負け。斎藤監督は「長丁場を戦う上でこんな試合もある。ショックはない」と強がったが、試合内容は悪すぎた。
最初の誤算は、米国キラーを期待されて先発した江本。先頭打者本塁打を浴びるなど、4失点で1アウトも奪えずに降板し「すべて球が甘かった」とうなだれた。ロングリリーフで粘りの投球を見せた2番手の染谷も4回、3、4番に一発を浴び「パワーを感じた」と脱帽。米国の主軸を勢いづかせてしまった。
好調だった打線も低迷。エースのオスターマンから開始直前になって変更された先発、長身左腕のアボットの緩急を使った投球に手も足も出ず、1安打と沈黙した。五輪では独特の勝ち上がりシステムが採用されており、日本が金メダルを獲得するためには米国とまだ2試合戦う可能性がある。山田主将は「この悔しさを次に生かすしかない」と雪辱に燃えていた。
参照元:スポーツ報知