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愛ちゃん“因縁”ミャオ・ミャオに返り討ち発進…卓球女子

◆北京五輪 卓球女子(13日・北京大体育館) 中国からの声援も受けた愛ちゃんが“返り討ち発進”した。今大会初採用の卓球団体は男女の1次リーグが始まり、女子D組の日本はオーストラリアに3―0で快勝。2番手の福原愛(19)=ANA=はアテネ五輪シングルスでも勝っているミャオ・ミャオ(27)を3―2で破った。男子D組の日本もナイジェリアとロシアにともに3―0で勝った。同組では香港が同じく連勝し、日本の2位以上が確定した。

 3―2のフルゲームでミャオ・ミャオを下した愛ちゃんは、左の拳をギュッと握っただけ。派手に喜ぶ姿はなかった。アテネ五輪と同じ初戦の勝利だが、とらえ方は違う。何が何でも手に入れたい団体戦のメダルへ、通過点の“1勝”でしかなかった。

 15歳で初出場した前回五輪のシングルスでも初戦で対戦し、フルゲームで逆転勝ちした。再戦が決まると「厳しい戦いになるな」と予想。やはり、もつれた。頭の中で戦術が先行するあまり、「基本中の基本」という攻撃を忘れかけた。

 第5ゲーム。「ここまできたら攻めるしかない」と開き直った。右腕を全開で振り切るフォアが何度もさく裂。本来の姿で「何か縁がある」というミャオ・ミャオを返り討ちにした。「反省点も出てきたし、初戦で見つかってよかった」緊迫の初戦から課題も見いだした。

 トレードマークの「サー」は5月から封印。この日、その掛け声が出たのは苦境でスマッシュを決めた一度だけだった。声を出す代わりに相手の次のプレーを予測。熱くなりすぎず、冷静な展開を心掛けた。アテネから4年。2度目の舞台には、大人になった愛ちゃんがいた。

 中国のスーパーリーグでのプレー経験もある福原。スタンドには中国人ファンからの声援も飛んだ。「中国の方に応援してもらえたのが力になった。アウェーじゃないなと感じて、戦いやすかった」8月13日は福原が卓球を始めた記念日だ。3歳だった1992年に仙台市の自宅近くの卓球場に立った。それから16年。成長した姿を大舞台で見せた。

 杉山愛らテニス代表と同部屋の選手村ではバレーなどをテレビ観戦。「顔つきや雰囲気を見てると自分にも移ってくる」と日本選手団からも力を得ている。14日の韓国戦は1次リーグ最大のヤマ。苦手とするカット型2人を擁する世界ランク4位の強敵だ。「戦術も大事だけど、気持ちの方がもっと大事。一本目から攻めていきたい」開会式の入場行進で旗手を務めた愛ちゃんが、メダルへの道も先導する。

参照元:スポーツ報知

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2008年08月14日 10:56に投稿されたエントリーのページです。

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