◆北京五輪 バレーボール ▽A組 日本3―2ポーランド(13日・首都体育館) 柳本ジャパンが8強入りへ前進した。女子1次リーグの第3戦が行われ、A組の日本はポーランドをフルセットで破り、2連勝となった。通算2勝1敗。決勝トーナメント進出への最低ラインとなる2勝をクリアした。次は15日に3連勝中のキューバと戦う。
苦しかったからこそ喜びも大きかった。エースの木村沙織(21)=東レ=が勝利を決めるアタックをねじ込むと、柳本晶一監督(57)は拳を握って叫んだ。コートでは笑顔の輪ができた。8強へ視界は開けた。
午後10時30分に始まった試合は、日付をまたいだ。1時間54分の死闘。幸先よく2セットを連取するも、第3セットを簡単に返され、第4セットはブロックポイントすら取れなかった。流れは完全にポーランドだった。最終セット。やはり、2人のエースが日本を救った。栗原恵(24)=パイオニア=の連続スパイクポイント。そして、サオリンがしめた。
絶対勝たなければいけない相手だった。最も格下のベネズエラを除き、4位の座をポーランドと争わなければならない。五輪切符を得た世界最終予選でも6勝1敗で並んだが、得点率でポーランドが1位、日本は3位だった。直接対決は勝っていたが、そのときは不在だった190センチのグリンカに苦しめられた。勝つか負けるかで天国と地獄の差があった。
次は優勝候補最右翼の中国に逆転勝ちし、3連勝と波に乗るキューバ。勢いづいた日本が立ち向かう。
参照元:スポーツ報知