仙台巡業で緊急決定けがを押しけいこ裏目 左ひじの負傷で大相撲夏巡業の取組から外れていた横綱・朝青龍(27)=高砂=が9日の仙台巡業で取組に入り、結びで横綱・白鵬(23)=宮城野=と対戦することが8日、緊急決定した。にらみ合いを演じた夏場所千秋楽以来の対決が実現する。
朝青龍は墓穴を掘った形となった。6日の札幌で大遅刻したみそぎの意味を込め、この日の秋田で、今巡業では初めて土俵に上がり、申し合いを始めた。内容は小結・稀勢の里(22)=鳴戸=に1勝3敗など11番とって6勝5敗。「全然、ダメ。良くない」と話したが、左ひじ負傷をおしてのけいこにファンは大喜び。横綱も上機嫌で支度部屋に引き揚げた。
ところが、計算外の事態が発生する。巡業部が、9日の仙台巡業から取組を行うよう命令したのだ。一度は「左ひじが良くない」と拒否したが、大島巡業部長(元大関・旭国)は「けいこができて取組ができないというのは、ファンに失礼」と通告。優等生を演じたことが裏目に出て、白鵬と顔を合わせるはめに陥った。
これに「入れって言われたから入るしかないよ。片手で相撲とっても失礼だけどな」と愚痴り、「昔は飛んででもやってやる感じだったけど、今は無理しないようやってる。弱くなったのかな?」と最後まで頭を抱えていた。あの遺恨劇から76日。ついに両横綱が激突する。
参照元:スポーツ報知