【カンヌ(フランス)20日】女優の高岡早紀(35)が、世界進出することを発表した。米俳優ダニー・グローバー(61)がプロデュースと出演する日米合作映画「The Harimaya Bridge はりまや橋」(アロン・ウルフォーク監督)に主演する。同作は来年のカンヌ映画祭でのお披露目と世界公開を予定。高岡は所属する「エイベックス」パーティーに出席、香港俳優トニー・レオン(45)から激励された。
今年元日にエイベックスへ移籍した高岡は「新しい挑戦をしたいと思っていた矢先、世界に飛び出せることになってうれしい」と声を弾ませた。
同作は高知市で英語教師の経験があり、市内の名所・はりまや橋の美しさに魅せられたアロン監督(39)の脚本。物語は高知で教職に就く息子が交通事故で亡くなり、来日したその父親(ベン・ギロリ)は息子が結婚していたことを知る。息子の妻を演じるのが高岡だ。
米公開された映画「KYOKO」(村上龍監督)など高岡の主演作を見たプロデューサーのダニーが「清楚(せいそ)で奥ゆかしい日本人女性のイメージにぴったり」と起用した。「リーサル・ウェポン」シリーズや今年のカンヌ映画祭オープニング作品「ブラインドネス」に出演したダニーは父親の兄役で出演もする。高岡はカンヌでダニーと対面できなかったが「温かい雰囲気を持っている方」と緊張はない。
セリフの8割が英語で、独学で身につけた高岡の英語力も起用の理由となった。高岡の10歳と5歳の息子はインターナショナルスクールに通い「私より英語がうまい。たまに英語で話します」と息子相手にレッスンを積んでいる。
高岡はエイベックスのパーティーに出席するため初めてカンヌ入り。パーティーでは、世界で活躍するトニーから「海外作品は英語力を求められるから英語を頑張って」とエールを送られた。
同作はすでに米、欧、アジアの20か国から公開オファーが来ている。来年のカンヌ出品を目指し、仏のセールス会社とも契約した。高岡は「カンヌに戻れるよう、土地にお願いして帰ります。これからも積極的に海外へ出て行きたい」。共演は清水美砂(37)ら。撮影は高知とサンフランシスコで行われ、6月にクランクインする。
◆芸者、書道、鮨…豪華「エイベックスパーティー」
パーティーは05年から映像分野に進出したエイベックスが、世界に同社をアピールしようと開催した創立20周年事業の一環。映画関係者ら15か国300人を招待し、祇園の芸者・佳つ乃の歌舞や書家・金田石城氏のパフォーマンスを披露。料理はミシュラン2ツ星「鮨かねさか」(東京・銀座)など贅(ぜい)を尽くしたもの。松浦勝人社長(43)や石橋凌(51)、鈴木亜美(26)ら所属アーティスト8人が出席。同社社員の1割にあたる150人が取り仕切った。
エイベックス入りした押尾学(30)も出席。俳優で海外進出を目指しており、仏の人気俳優で監督のバンサン・ペレーズから「一緒に仕事したい」と言われ連絡先を交換していた。
参照元:スポーツ報知