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小泉孝太郎、名誉の死へ大脱走

俳優の小泉孝太郎(29)が、日テレ開局55年記念スペシャルドラマ第2弾「カウラ捕虜収容所からの大脱走(仮)」(今夏放送予定)で主演することが7日、分かった。太平洋戦争下、オーストラリア・カウラの施設に捕虜として収容される日本兵を演じる。小泉は「とてつもないエネルギーを持った作品に出会えたことを感謝しています」と、集団自決ともいえる大脱走を題材にした大作へ意欲をのぞかせた。

 オーストラリア・シドニーから西へ約330キロ。カウラという小さな町に捕虜収容所があったことはあまり知られていない。まして日本兵が1104人も収容されていたとは…。歴史をさかのぼり日本兵となった小泉が、カウラで起きた“死ぬための脱走”の悲劇を伝える。

 敗戦色が濃くなった1944年。ニューギニアの東に浮かぶニューブリテン島で連合国側の捕虜となった朝倉謙一(小泉)は、収容先のカウラに移送される。処刑を覚悟するが、そこに待っていたのは、ぜいたくな日用品、野球を楽しむ捕虜たちといった現実離れした生活だった。

 が、「生きて虜囚の辱めを受けず…」という戦陣訓をたたき込まれた日本兵にとって、捕虜となること自体が最大の屈辱。朝倉たちは、名誉の死のための脱走を行うか、賛否の投票を行うことになる。

 脚本は「anego」「ハケンの品格」で知られる中園ミホさん(48)。87歳になる叔父からカウラでの実際の捕虜生活を聞かされた中園さんが「いつか表舞台に出さなければいけない史実」と思いを巡らせ、ようやく実現した作品。配役も主役に小泉、その上官には大泉洋という「ハケンの品格」のコンビに即決したという。

 同局では55年企画として戦争を題材にスペシャルドラマの3部作を構成。3月に放送された第1弾の「東京大空襲」は、町中を火の海にする爆撃シーンを再現したが、今回は「爆撃などの派手な戦争ものではなく、ヒューマンドラマとして見てほしい」と次屋尚プロデューサー。さらに第3弾も今後登場することに。

 大役を担う小泉は「捕虜として生きていかなければいけなかった青年たち、それぞれの生き方を多くの人に見ていただきたいです。この作品に出会えたことを感謝しています」と、話している。

参照元:スポーツ報知

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2008年04月08日 11:31に投稿されたエントリーのページです。

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