◆中日5―1ヤクルト(17日・ナゴヤドーム) 43歳と思えぬ若さがあふれ出ていた。山本昌の屈強な肉体は、中4日のハンデさえも簡単に乗り越えた。7回2死一塁。116キロのスライダーでガイエルを二ゴロに仕留め、お役ご免。「中4日は若いころからよくしていたし、慣れっこですよ」7回を5安打1失点でチームトップの9勝目。自身6連勝でチームの連敗を4で止めた。
危機的な状況を救ったのは、やはりベテランだった。チームはこの日まで3試合連続完封負けを喫し、連続無得点も34イニングまで伸びていた。「自分の投球さえすれば援護点が来ると思っていた」3回に先取点を許したものの、最少失点で食い止め、通算勝利数を202に伸ばした。
400勝左腕の言葉に奮い立った。前日(16日)の試合前、通算200勝の表彰で名球会の金田正一会長から「まだまだこれからだぞ。48歳まで出来る」と激励を受け、濃紺のブレザーを着せられた。あと1勝すれば42歳で11勝をマークした工藤を抜き、史上最年長での2ケタ勝利に到達するが、あくまで通過点だ。
「200勝を達成しても変化はない。まだシーズン中ということもありますしね。2ケタは最低目標ですから」とサラリと言い切ったサウスポー。衰え知らずの投球は、とどまることを知らない。
参照元:スポーツ報知