◆ロッテ6―10ソフトバンク(15日・千葉マリン) 白星が何よりの良薬となった。王監督の2日ぶりの復帰戦で、先発全員の14安打10得点。ナインから“快気祝い”を贈られた形となり、指揮官も「勝って良かった。きょう勝つと負けるでは大違いだから」と、素直に喜んだ。
1点を追う8回、高谷の勝ち越し中前適時打など打者10人の猛攻。生還するたび、笑顔で孝行息子たちを出迎えた。10点目の中犠飛を放った明石とタッチする際にはベンチ前のサクにもたれかかったが、白星で疲労も吹き飛んだ。
前日(14日)、昼食時にものを詰まらせ、腹部の違和感と痛みが引かないためロッテ戦を欠場。06年7月に胃の全摘出手術を受けてから、公式戦を休んだのは初めてだった。この日も午前中に病院へ行ったが、選手宿舎での試合前ミーティングでは「迷惑かけたけど、もう大丈夫だから」とナインに説明した。練習開始直後にはグラウンドに半袖姿で登場し、気温30度を超す猛暑のなか約12分間、打撃練習を見守った。
「(普段は)30分くらいで(食べ物が)下がっていくけど、昨日は5時間くらい残った。たまたま試合の日に重なってしまった」と悔やんだが、この日は投手交代などで何度もベンチとグラウンドを往復。普段通りの采配で選手やファンを安心させた。
首位・西武に5・5ゲーム差と再接近し、16日からは本拠地に戻って日本ハム3連戦。5年ぶり逆転Vへ、もう立ち止まらない。
参照元:スポーツ報知