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2008年03月 アーカイブ

2008年03月01日

成瀬の“親孝行シート”できる…ロッテ

ロッテの成瀬善久投手(22)が29日、「成瀬シート」の設置を明らかにした。今季、千葉マリンでの72試合にペア1組、計144人を招待する。成瀬は「親への感謝の気持ちを持っているファンの皆様が、バックネット裏での観戦ツアーをプレゼントしてもらえたら、と考え企画しました」と“親孝行シート”にしたい考えだ。

 入団当初から両親にマイホームを贈ることを夢としていた成瀬。同じように親孝行をしたいというファンの後押しをする。昨年の契約更改の席でシートの設置を球団に要望していた。内容、応募方法を近日中に球団ホームページに掲載する。

 両親に限らず感謝を表したい相手なら祖父母、兄弟、恩師らもOKだ。応募の際にはプレゼントしたい相手と理由、エピソードも添えてもらい、成瀬が直接読んで当選者を決定。成瀬がジーンとくる内容なら、当選率がぐっとアップする。

 1日の楽天戦(長崎)に先発する成瀬。福岡から長崎入りしたこの日は休養に充てた。「僕も支えてくれる皆様へ感謝の気持ちを込めてマウンドに上がります」昨年、最優秀防御率と最高勝率の2冠に輝いた男が“ファン孝行”もする。

 ◆300メートルビジョン公開 ○…ロッテが本拠地・千葉マリンの1階席すぐ上のひさし部分にアジア最長となる約300メートルの帯状映像装置を設置、29日、報道陣に公開した。06年のWBCの時に米国の球場で見た里崎が球団に提案していた。総額10億円の予算で、バックスクリーンの「マリンビジョン」も従来の1.2倍に拡大。ファンには本拠地開幕戦となる28日のオリックス戦でお披露目となる。名称は1日からロッテの公式サイトで一般公募される。

参照元:スポーツ報知

中田、上原との対戦熱望「フォーク狙うッス」…日本ハム

怪物が巨人のエースを打ち砕く。日本ハムの高校生ドラフト1巡目・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が29日、巨人・上原との対戦を熱望した。実現するのは、3月8日(札幌ドーム)。この日、1か月間の沖縄・名護キャンプを打ち上げた中田は「上原さんと言えばフォーク。狙い打ちしたいッス」と攻略を宣言した。キャンプで話題を提供し続けてきたルーキー、有言実行となるか。

 1か月間のキャンプを終えた中田の視線は早くも先の戦いに向いていた。「上原さんと言えば、フォークッスよね。あのレベルまでいったら、すごいッスね」巨人のエースは8日(札幌ドーム)の日本ハム戦に登板予定。怪物は胸を熱くさせてくれる対決を熱望した。

 日本ハムは1日の横浜戦(名護)からオープン戦が始まる。自身の最大目標の開幕スタメン入りのためには、結果が求められるが、中田がテーマに掲げたのは「経験」だった。「ノルマ? そういうのは一切ないッス。チャンスでは結果を残したいけど、何本打ちたいとかはない。経験が一番だと思います」と冷静に言葉を並べた。

 だからこそ、超一流との対戦にこだわる。中田は昨年12月に台湾で行われた北京五輪アジア予選を食い入るようにテレビ観戦した。上原の代名詞であるフォークは、画面越しからも強く印象に残っており「実際はもっとすごいんでしょうね。バットに当たるかどうかも分からない」。だが、最初から勝負を捨てるつもりもない。続けて「狙い打ちしたいッス」と伝家の宝刀を“しばき上げる”決意だ。

 中田は名護キャンプの収穫として「プロの直球についていけた」ことを挙げ、「あとは変化球だけッス」と力を込めた。オープン戦は全11試合に出場予定。他にも中日の川上、朝倉ら実績十分の投手を相手にする機会は多く予想されるが、やはりフォークを自在に操る上原は、課題克服に向けた絶好の機会と言える。

 今キャンプのサク越えは、実戦の2本塁打と練習でのフリー打撃、特打を合わせ「161」を数えた。一時は105キロまで増えた体重も最終的に98キロまで落ち「ちょっと動きやすくなってきました」と、本来の体のキレを取り戻しつつある。「打てない確率が高いけど、そういう球を見て一流はこんな球を投げるんだと勉強になる。それで結果が出れば、さらに自信になると思う」抑えられるのは覚悟の上。18歳の大物新人は若さと勢いを武器に、上原の胸を借りる。

 ◆上原「全部投げたるよ」 
○…ヤフードームでの練習後、巨人・上原は中田の「フォーク狙い打ち宣言」を報道陣から伝え聞いた。「そうなん? じゃあ、全部フォーク投げたるよ」と笑顔まじりで応戦し「カウントとりにいくフォークは打たれやすいけどなあ。場外打たれたりして」と語った。中田の印象については「でかいんやろな」と一言。1週間後の対戦を楽しみにしている様子だった。

 ◆梨田監督「85点」 
○…梨田監督は名護キャンプを「85点」と採点した。「本塁打は年間3ケタ(100本)はいける」と、課題の得点力アップに自信を見せた。不安材料は1月中の多田野と金森の故障、キャンプ中盤にひじ痛を訴えた植村の不在。「故障者が出た右の中継ぎが課題。左がどれだけ絡めるか」と山本、宮本ら左腕に期待した。

参照元:スポーツ報知

中田 オープン戦は一塁中心「送球イップスッス」…日本ハム

日本ハムの高校生ドラフト1巡目・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が29日、1か月間の沖縄・名護キャンプを打ち上げた。

 守備の不安は一掃できなかった。中田は初めてのプロのキャンプを「80点ッスかね」と自己採点。マイナス20点の要因に守備力不足を挙げた。

 三塁に始まり、一塁、投手、左翼の4ポジションに挑戦した。捕球技術は上達したが、三塁からの送球難は深刻だ。「何かを深く考えているわけじゃないけど…。イップスになってる」と悩みを告白。理由については「開幕スタメンになるため周りよりアピールしようと思うと力が出ちゃう。周りにエラーが出ないこともプレッシャーになっています」と打ち明けた。

 怪物の苦悩を受け、梨田監督は緊急措置をとる。札幌ドームデビュー戦の5日ヤクルト戦は三塁で先発出場するが、オープン戦では一塁を中心に起用する方針を表明。中田は「一塁の方がありがたい。梨田さんに外野を守れと言われればそのつもりでいます」と気持ちを切り替えた。

 ◆ダルが中田を賞賛 ダルビッシュがキャンプを完走した中田を称賛した。05年、ルーキーイヤーの自分と中田を比較し、「注目のされ方が違う。中田の方がずっと苦しかったと思う」と弟分の心境を思いやった。本業では、ひじへの負担が少ないフォームや、ツーシームの握りのチェンジアップに手応え。開幕投手が内定しているエースは「これまでで一番充実している。けがをせず、しっかり調整できた」と充実の1か月を振り返った。

参照元:スポーツ報知

松井秀、出場は10日以降

 ヤンキースのジラルディ監督は松井秀喜外野手の復帰時期について29日、「レッズ戦(3月10日)で始まる週のどこかで出場させられればと考えている」と明かした。「今のところすべてうまくいっている。悪化するようなことは何もない」と順調な回復を見守る。

 松井秀は「めどは立てていないけど、早いうちに戻れれば。日に日に良くなっている感じはする」と話した。

参照元:スポーツ報知

松坂、2回を無失点、岡島は1回を無安打

◆ツインズ3―8レッドソックス(29日・フロリダ州フォートマイヤーズ) レッドソックスの松坂大輔投手はツインズ戦に先発、2回を投げ2安打無失点だった。岡島秀樹投手は2番手で3回から登板、1回を無安打無失点で1三振を奪った。

 松坂は1、2回ともに1死一塁からダブルプレーで切り抜け、昨季の反省を、オープン戦最初の登板でいきなり生かした。

 今キャンプから本格的に取り組んでいるツーシームの狙いは「併殺がほしい場面でゴロを打たせる」。1回は内角速球で、2回はそのツーシームで狙い通りの内野ゴロから併殺に仕留め「ランナーを出してからは、自分の頭で描いたとおり」と胸を張った。

 岡島は今季オープン戦初登板を3者凡退で飾り「しっかり3人で終わりたいと思っていたのでほっとした」と笑顔だった。

 新球「ドキドキボール」は封印し、速球中心の配球。下位打線が相手とはいえ、落ち着いた内容だった。

参照元:スポーツ報知

由規1人でキャンプ打ち上げ…ヤクルト

ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー・佐藤由規投手(18)は29日、卒業式のため帰郷していた仙台から再び沖縄入り。全体の手締め終了後に球場に到着すると、キャッチボールなどで約1時間汗を流し、1人で手締めを行ってプロ初のキャンプを打ち上げた。

 誰もいないグラウンドに、由規の声が響いた。「キャンプお疲れさまでした! ヨ~オ」。チームから約4時間遅れの1本締め。「あっという間だったけど、一日一日に意味があって充実していた。不安もあったけど、先輩と話すうちに野球でも野球以外でも楽しめた」と笑顔で振り返った。

 次の登板は、3月6日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)。中田との対戦に「ニュースで中田を見てすごいなと思うし、楽しみ。逃げずに楽しみながら、グイグイ押していきたい」。進化を続ける157キロ右腕が、怪物斬りでローテ入りをアピールする。

 ◆青木が遠征回避 ○…ヤクルトの青木宣親外野手(26)が、4日からの札幌、大阪遠征を外れることが29日、分かった。左ふくらはぎの張りを考慮したもので、改装した神宮初戦となる9日の西武とのオープン戦から復帰する予定。青木は「かばいながらなので、ちゃんと治して、神宮の試合で全快でという感じの方がいい。ふくらはぎはやったことがないので、逆に怖い」と慎重に調整を進める姿勢を示していた。

参照元:スポーツ報知

マー君に防御率1点台指令 野村監督「成瀬、ダル目指せ」…楽天

楽天・野村克也監督(72)が29日、2年目を迎える田中将大投手(19)に「防御率1点台」のノルマを課した。1日のロッテ戦(長崎)に先発するマー君に対し、ノムさんは「1点台を目指さないとダメ」と断言。チームの浮上を若き右腕に託した。

 真のエースに成長させるため、田中に与えた課題だった。昨季、防御率1点台をマークしたのはロッテ・成瀬(1・817)と日本ハム・ダルビッシュ(1・820)の2人だけ。マー君は11勝7敗で新人王を獲得したが、防御率は3・82だった。「投手として一番こだわるところは防御率。そうすれば自然と勝ちがついてくる。1点台なら15、6は勝てる」と、あえて高い目標を設定した。

 マー君はこの日、ミニキャンプを行っている長崎県営球場のブルペンで40球を投げ込んで翌日のオープン戦初戦に備えた。「1点台? ムリですよ…。でも頑張ります」とおどけてみせたが、何よりも明るい表情が好調を物語っている。

 日ごろから「エースは勝つだけでなく、負けない投手」と口にするノムさん。その近道として、防御率の改善がある。「15勝しても15敗じゃ意味がない。負け数を減らさないと、優勝できない」田中の活躍が楽天の悲願を握る―。指揮官はそう言っているのだ。

参照元:スポーツ報知

黒田、初登板は2回を1安打無失点

◆ブレーブス10―3ドジャース(29日・フロリダ州キシミー) ドジャースの黒田博樹投手は先発登板し、2回1安打無失点だった。三振、四死球はなかった。

 待ち望んだ米国での初めてのオープン戦。黒田は落ち着いていた。1回、先頭のジョンソンに高めに浮いたフォークボールを中前打されて無死一塁。続く右打者のエスコバルを内角シュートで三ゴロ併殺に打ち取ると、右こぶしに力を込めた。

 「オープン戦とはいっても勝負。併殺がほしい場面でとれて良かった」。これでリズムをつかみ、強打者C・ジョーンズは速球で追い込み、フォークボールで左飛に仕留めた。2回は3人とも内野ゴロに退け、2回を打者6人、21球で1安打無失点。「緊張はしたが、いい緊張感だった。ほっとした」と話した。

 黒田は4日にナショナル戦、8日にカージナルス戦に出場し、その後中4日で13日、18日に登板する予定になっている。

 ◆黒田を褒める監督
初登板で2回無失点の黒田をトーレ監督は「感情をコントロールできる経験豊富な投手だ。いろんな球で球速を変えるから打者は打つのが難しいんだ」と褒めた。

参照元:スポーツ報知

福留、無安打も2四球、薮は2回無安打無失点

◆カブス6―8ジャイアンツ(29日・メサ) カブスの福留孝介外野手は「3番・右翼」で先発し、1打数無安打2得点だった。四球、四球、中飛で6回表の守備で交代した。高津臣吾投手は5番手で7回に登板し、1回を本塁打による1安打1失点だった。

 ジャイアンツの薮恵壹投手は3番手で4回に登板、2回を無安打2四球で無失点。

 福留は薮との対戦で初球を中飛。「知っている投手なので初球から行こうと思ったけど」と、外角速球でうまく打ち取られて苦笑いだった。この日は無安打だったが、1、2打席目に四球を選び「ボールはしっかり見えている」。

 マイナー契約からのメジャー昇格を目指す高津は、最初の打者に甘く入った直球を中越え本塁打された。「オープン戦とはいえ特別な試合。緊張感もあったし興奮もあった。自分をコントロールできなかった」とのやや悔いの残る初登板となった。

 ジャイアンツのキャンプにマイナー契約の招待選手として参加している薮は2回を無安打無失点。「いいスタートだね。ロケットスタートを目指していたので」と、好発進を自賛した。

参照元:スポーツ報知

大場、上原に憧れ「光栄です」…ソフトバンク

巨人の上原浩治投手(32)が、1日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で他球団相手としては513日ぶりに先発登板する。ホークス期待のルーキー・大場翔太投手(22)と、打者としての対戦を熱望した。

 大場にとって上原は、特別な存在だった。「僕が中学の時から好きであこがれていた。同じマウンドに立てるのは光栄だし、それに恥じない投球をしたい」と、デビュー戦を前に告白した。「テンポも良く、どのボールでも勝負できるとテレビで見ていた。楽しめるかどうかは分からないけど、そういう気持ちでやりたい」と、目を輝かせた。

 準備は万全だ。この日は、ブルペンで約30球を投げ込み最終調整。「ひとり、ひとり確実に抑えるだけ。僕も生き残りが掛かっているんで」と、強打の巨人打線との対決にも、全くひるむところはなかった。

 大物ぶりを示すように、練習後は、同僚の馬原、大隣と、ロッカールームで約1時間30分もダーツに興じる余裕があった。王監督も「どういうピッチングをするか、みんな楽しみにしている。いい根性をしているから大丈夫でしょう」とハートの強さに太鼓判を押す。予定は先発で5イニング。磨いてきた上原スタイルで、本家を相手に真っ向勝負する。

 ◆大場めも
★球歴、サイズ 1985年6月27日、東京都出身。22歳、八千代松陰高から東洋大に進学し、大学通算33勝、410奪三振の東都大学リーグ新記録。182センチ、80キロ。右投右打。
★6球団競合 昨秋の大学・社会人ドラフトでは最大の目玉として、ソフトバンク、オリックス、横浜、阪神、日本ハム、巨人が1巡目指名で競合。王監督が抽選で当たりくじを引き、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件で入団。
★紅白戦は上々デビュー 宮崎キャンプ中、2月19日の紅白戦に実戦初登板し、3回を1安打無失点の好投。ストレートのMAXは149キロを計測。順調にキャンプを過ごし、投球数はチーム最多の1472球だった。

参照元:スポーツ報知

2008年03月02日

中田、ダルのバットで初打席弾!!「完ぺき」左中間130メートル…日ハム

◆日本ハム3-7横浜(1日・名護)怪物が記録的なオープン戦デビューを飾った。日本ハムの高校生1巡目ルーキー・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が1日、「7番・一塁」で出場した横浜とのオープン戦で2回、左中間へ第1号を放った。高卒新人によるオープン戦の初打席初本塁打は、00年の迎(オリックス)以来8年ぶり。対外試合で初めて右投手の変化球を観客席へ運び、目標の開幕スタメンに大きく前進した。

 球史に名を残すのに、ふさわしい一撃だった。中田が生んだ弾道は重力を超越した。ライナーで伸び続け、左中間後方の防球ネットを直撃した。「手応えは完ぺき。良い形で打てました」推定飛距離130メートル。オープン戦初戦で、怪物が自画自賛の第1号を放った。

 「翔タイム」は2回1死で迎えた第1打席だった。カウント2―2から高崎の真ん中寄りのスライダーを見逃さない。「上から叩きつけられた。前に突っ込まずに打てたッス」練習試合を含めて通算3発目。初めて右投手と変化球をとらえた。「徐々に狙い球を絞って打ちにいけてる。少しずつ進歩しているのかな」自ら成長を感じた。

 高卒新人がオープン戦初打席で初本塁打したのは、00年の迎(オリックス)以来8年ぶり。「第1打席で打てたのは、うれしかったのが本心。良いスタートが切れた」清原、松井といった怪物新人たちも初戦は無安打。中田の勝負強さ、天性のスター性が浮かび上がる。

 試行錯誤が生んだ一発だった。現在も数種類のバットを日替わりで使用。重心が先にありグリップが細く、扱いが難しいSSKの福留モデルなどを使っていた。この日はナイキ製のダルビッシュのバットを拝借した。担当者は「いわゆるオーソドックスなものです」と説明。中田は「あれ、良かったッスね」と笑いが止まらない。試合前は一塁ベンチから横浜・村田、吉村の打撃練習を観察。中島打撃コーチは「彼らは(体の)軸でしっかり振れている。参考になったのでは」と怪物の狙いを代弁した。

 課題は残った。本塁打のあとの2打席は、ともに空振り三振。課題の一塁守備では6回、捕球の際にベースから足が離れてセーフにした。7回にはセーフティーバントで揺さぶられた。「1本打って終わりじゃなく、次の打席も波に乗っていけるようにしたい」この貪欲(どんよく)さがある限り、怪物伝説は止まらない。

参照元:スポーツ報知

桑田「力めない」8割の力で「文句ない」8球斬り

パイレーツとマイナー契約してキャンプに招待選手で参加している桑田真澄投手(39)は29日、フィリーズ控え組との練習試合で、200日ぶりの実戦マウンドに立ち、1イニングを3人、わずか8球で抑えた。

 野球の神様が桑田を試しているようだった。昨年9月の右足首の手術後、初めての実戦マウンドで投げた1球目。5回先頭、俊足のゴルソンはいきなりセーフティーバントを試みた。三塁方向へのゴロに、桑田はためらう間もなく、痛めた右足をとっさに踏み出した。「意表を突かれたけど、うまく反応できた。うれしかった」捕球後に右足で踏ん張りながら一塁へ送球し、投ゴロに仕留めた。

 昨年8月13日のジャイアンツ戦以来、200日ぶりの実戦で奪った最初のアウトは、首脳陣をうならせた。「他の選手には難しいプレーだが、守備のうまいクワタには、朝飯前という感じ。足首が心配だったが、問題なさそうだ」一瞬ひやりとしたアンドリューズ投手コーチも安堵(あんど)していた。

 続く2人にも桑田らしさを見せつけた。外角低めのスライダーとカーブで、右飛と遊ゴロに打ち取った。シュート、スライダー、カーブをいずれも2球ずつ投げたが、1球目がギリギリでボールになると、必ず2球目はボール1個分だけ内に入れてストライクが取れる制球力。「自分が狙ったところに投げられれば、必ず抑えられる」4月1日で40歳を迎えるベテランは確信した。

 1イニングを投げ、8球で3人を退けた投球を、桑田は「力めない投球」と独特の感覚で表現した。「足首をけがしたことで、力まないというよりは、力めない。8割ぐらいで投げるのがいいのかも、と新たな発見」首脳陣からは「文句のつけようのない投球」の声が上がった初戦登板。桑田が開幕メジャーへ、最高のスタートを切った。

 ◆人不足でボールボーイに立候補 ○…桑田が“ボールボーイ”を務めた。フィリーズの控え組との練習試合は、審判も2人しかいなければ、ボールボーイも不在。「ラッセル監督から『投手の中で誰かやれ』と言われたので、僕がやりました」登板前にはボールボーイとなり、打者のバットを片付けたり、審判にボールを運んだりした。いつもと違う位置に立つことで、審判のクセや投手の投球を研究。「すべて勉強。楽しかった」と笑顔。

 ◆堀内氏「さすが」 スポーツ報知特別アドバイザーで前巨人監督の堀内恒夫氏(60)が、桑田の投球を見守った。「あのコントロールはさすが。経験から、マウンドに立つだけで相手が何を狙っているか分かっている」ストライクゾーンの四隅に投げ分けられる制球力と、いきなりのバント処理に感心した。

 登板後には久しぶりの再会を果たした。巨人時代に背番号「18」を継承した桑田は、「攻撃的な投球をするようアドバイスをいただいた。ありがたい」と大先輩のエールに感謝しきりだった。

参照元:スポーツ報知

前日登板の松坂、岡島は軽めの調整

前日そろってオープン戦に初登板したレッドソックスの松坂大輔投手と岡島秀樹投手は1日、フォートマイヤーズでキャッチボールとランニングなど軽めの調整を行った。

 松坂は、制球が不安定だった昨季を「いろいろ試していたので、ある球種が良くてもほかが駄目だったりした」と振り返った。

参照元:スポーツ報知

松井秀、井川は出場せず

ヤンキースの松井秀喜外野手は1日、遠征に同行せず、本拠地タンパに残って練習した。

 フリー打撃などすべてのメニューをこなした。練習後は日課のウエートトレーニングにも取り組んだ。

 井川慶投手は守備やランニング中心の練習を行った。

参照元:スポーツ報知

岩村は1安打、レイズ快勝

◆レイズ5―2ブルージェイズ(1日・フロリダ州セントピーターズバーグ) レイズの岩村明憲内野手は「1番・二塁」で出場、1打数1安打1犠打だった。

参照元:スポーツ報知

上原シュートでバット折った貫録3回6K

◆巨人4―10ソフトバンク(1日、福岡ヤフードーム)エースが513日ぶりに先発マウンドへ戻った。上原は習得を目指す新球のシュートで田上のバットをへし折るなど、ソフトバンク打線を相手に意図を持って47球を試した。直球と決め球のフォークがさえ、3回3安打2失点ながら奪った三振は6個。2年ぶりの開幕戦(28日、ヤクルト戦=神宮)へ、力強い一歩を踏み出した。

 鈍い音が上原の耳に心地良く響いた。力のないゴロが三塁へ転がった。折れたバットを田上が投げ捨て、走り出した。「あれは気持ち良かった。あれを一番理想としている」円谷がさばいて一塁へ送球したのを確認すると、エースが笑顔でベンチへ引き揚げた。

 圧巻だった。2回、2者連続3球三振の後、田上の胸元を突いた。キャンプから習得を目指す139キロのシュートでバットをへし折って三塁ゴロ。8球で三者凡退に仕留めた。「自分の課題のシュートで何本か詰まらせられた。けっこう満足しています」と手応えを口にした。

両足の不安を乗り越え、513日ぶりに先発のマウンドへ帰ってきた。感傷には浸らなかった。「特に何も感じなかった。課題のことだけ考えて投げました」1回、明石への右中間適時三塁打などで2点を失ってのスタートだったが、動揺はなかった。自身に課したのは結果より内容だった。

 新球を試し、要所では直球とフォークを決めて6個の三振を奪った。「真っすぐとフォークはできあがっている」3回3安打2失点ながら、全47球に意図があった充実の先発復帰戦。狙いが明確だったからこそ、シュートとカットボールの制球という、残された課題も見えた。登板前後にはブルペンで約50球ずつ投げ込み、スタミナの不安も解消した。「良かったね。順調に来ている。次はもう少し長いイニングになるでしょう」と原監督もうなずいた。

 余力もある。2年ぶりの先発とはいえ、まだオープン戦。登板日までの調整も完全には戻していない。「まだまだ。じゃなきゃあ、前の日(2月29日)にもつ鍋は食いに行かんよ。胃もたれ? まだまだ若いから大丈夫」と登板前に笑い飛ばした。このたくましさが頼もしい。

 一歩ずつ前へ。道は28日、ヤクルトとの開幕戦(神宮)へ続いている。「意識は特にないです。ずっと、けがしないことを一番にやってきた。先を見てしまうと、焦ってしまう」先発復帰はあくまで通過点にすぎない。

参照元:スポーツ報知

福留「3番・右翼」先発で2四球2得点…守備では強肩披露

◆カブス6―8ジャイアンツ(29日、アリゾナ州メサ) 中日からFAしてカブス入りした福留孝介外野手(30)が、ジャイアンツ戦に「3番・右翼」で先発出場。1打数無安打ながら2四球2得点をマークして、存在感をアピールした。

 第3打席でマイナーからの昇格を目指す藪と対戦。初球に手を出し、中飛に倒れた。「知っている投手なので、初球から行こうと思ったけど…」04年まで阪神に在籍した右腕に、外角の直球でうまく打ち取られて苦笑い。無安打には終わったが、28日の2四死球に続き、「ボールはしっかり見えている」と1、2打席目で確実に四球を選んだ。

 守備でも球場を沸かせた。右前打で三塁を狙った一塁走者を刺そうと、強肩を披露。アウトにこそできなかったが、マリナーズ時代にイチローを見ているピネラ監督も、「クロスプレーになる可能性はあった。外野での位置取りがいい」と高い評価を与えた。

参照元:スポーツ報知

松坂わずか12球2回無失点…「描いた通り」併殺!併殺!

◆ツインズ3-8レッドソックス(29日、フロリダ州フォートマイヤーズ) レッドソックスの松坂大輔投手(27)がツインズ戦で先発してオープン戦初登板、2回を2安打無失点に封じた。1、2回ともに1死一塁から後続を併殺に斬った背番号18は、「ランナーを出してからは、自分の頭で描いたとおり」と胸を張った。

 1回は内角直球で、2回は今キャンプから本格的に取り組んでいるツーシームで、ともに併殺に仕留めた。「併殺がほしい場面でゴロを打たせる」というルーキー時代に得た反省を、最初の登板でいきなり生かした。また、今季最大の課題は制球の安定だった。昨年は計93四死球を与えた。この日は2イニングでわずか12球。四球も死球もなかった。

 オープン戦に入ってからは投げ込む球数を増やしていくと宣言していたが、登板前のブルペンで49球を投げ、ツインズ打線と対戦後、すぐにブルペンに戻って今度は57球を投げ込んだ。「足りない部分は投げようと思っていた。早く終わったので、すぐに投手コーチに伝えた」と松坂。高い自覚を持ってメジャー2年目の第一歩を踏み出した。

参照元:スポーツ報知

黒田、ダッシュなどで調整

 前日にオープン戦初登板したドジャースの黒田博樹投手は1日、ベロビーチで短いダッシュなど軽めの練習を行った。

 全米中継された試合の映像は、この日の朝、ロッカールームで初めて見たそうで「まだ実感がわかない。ドジャースの投手が投げてるなという感じ」と苦笑いだった。

参照元:スポーツ報知

イチロー、3打数無安打

◆パドレス11―10マリナーズ(1日・アリゾナ州ピオリア) マリナーズのイチロー外野手は「1番・中堅」で出場し、3打数無安打で途中交代した。内容は遊ゴロ、中飛、一ゴロだった。

参照元:スポーツ報知

2008年03月03日

由規別メニュー調整 6日VS中田お預け!?…ヤクルト

左足首の違和感を訴えている、ヤクルトの高校生ドラフト1巡目ルーキー・佐藤由規投手(18)は2日、沖縄・浦添でオープン戦に帯同しない残留組の輪からも外れ、別メニューで調整した。

 エアロバイクやキャッチボールで汗を流したが、この日もブルペン入りは見送り。高田監督は「4日の練習を見てからでいいんじゃないですか。理由が分からないし、ちょっと困っている。ねん挫したとか、はっきりしてるわけじゃないから」と話し、中田との対戦が予定される、6日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)登板は、4日の札幌ドームでの練習後に判断されることになった。テーピングで患部を固定して練習したルーキー右腕は「心配しなくても大丈夫です」と、6日の登板には影響のないことを強調していた。

参照元:スポーツ報知

中田「無我夢中」初盗塁から回転Vホーム!…日本ハム

 ◆中日3-4日本ハム(2日・北谷) 日本ハムの中田翔内野手(18)=大阪桐蔭=が激走で決勝点を奪う活躍を見せた。2日、中日とのオープン戦(北谷)に「7番・DH」で先発。打つ方は1安打に終わったが、四球で出塁した同点の9回に初盗塁。さらに紺田の浅い中前安打で二塁から一気に本塁突入。微妙なタイミングとなったが、捕手のブロックを巧みなスライディングできわどくかいくぐり見事、生還。パワフルな打撃で注目されるルーキーが足で魅せて、沖縄での1か月を締めくくった。

 鬼の形相で中田は三塁を蹴った。中堅からのバックホームに「アウトかな」と思った次の瞬間、怪物は飛んでいた。捕手のブロックをかいくぐり、左手でホームベースを思い切り叩くと、そのまま体は一回転。球審の両手は真横に広がった。「良かったッス。必死でした」迫力満点のクロスプレー。球場はこの日一番の盛り上がりを見せ、三塁ベンチもお祭り騒ぎで怪物を出迎えた。

 同点の9回2死二塁。紺田の浅い中前安打に、中田は激走で応えた。「無我夢中ッス。一生懸命さは伝わったかな」という全力プレーを梨田監督も「体当たりじゃなくて、うまく回りこんだ」と評価。結果的に「梨田ハム」のオープン戦初勝利の決勝点となった。

 伏線は直前にあった。9回先頭の第4打席、中田はネルソンから四球を選んで出塁。そして、1死後に二盗に成功した。助っ人右腕の大きな投球モーションをついた好走塁かと思えたが、実際はエンドランのサインに、打者・飯山が空振りしたもの。しかし、それが“プロ初盗塁”となるあたりが、中田の持つ運の強さかもしれない。

 豪打のイメージが定着しているが、もともとは50メートル6秒2と俊足の持ち主。本人は「別に自分は足を生かす選手じゃないので」と素っ気ないが、春季キャンプで体重105キロから98キロにまで減量したこともプラスに働いているようだ。

 バットでも魅了した。4回1死一塁の第2打席に小笠原の内角直球をさばき、中前安打。「詰まりながら、最後まで右手で押し込めた。すごく良かった1打席ッス」また、試合前のフリー打撃では、立浪、和田ら中日ナインの熱視線を集め、サク越えが放たれるたびに敵地から歓声が上がった。

 1月31日のキャンプ地入りから32日間に及んだ沖縄生活を「すごく楽しかったし、勉強になることが多かった。良かったッス」と充実感いっぱいに振り返った。中田は3日に都内での新人研修を経て、札幌入りする予定。ハラハラドキドキの“翔タイム”は、北の大地へと続く。

 ◆日本ハム中田の沖縄通信簿
[打撃A] 名護キャンプ初日(1日)、プロ入り初の屋外でのフリー打撃で36スイング中2発の場外弾を含む13本のサク越えを披露する上々のスタート。プロ初の対外試合となった10日の阪神との練習試合では、左翼場外へ130メートルの大アーチ。3月1日の横浜とのオープン戦初戦でも、第1打席で左中間に第1号を放った。8年ぶりとなる高卒新人によるオープン戦の初打席初本塁打という記録的なデビューを飾った。
[走塁B] 14日の紅白戦、16日の阪神との練習試合と2試合連続で三塁打を記録。紅白戦では足で稼いだ内野安打も放っており、50メートル6秒2という巨体に似合わぬ俊足ぶりを披露した。
[守備C] 野球人生初の三塁守備に挑戦したが、不安感はぬぐいきれず。自慢の打撃を生かすため、一塁との併用が決定した。その後も三塁守備練習は継続しているが、深刻な送球難に悩んでおり、外野にも挑戦した。一方、15日にはプロ初のブルペン入り。145キロ級の直球を投げ込み、“二刀流”に色気をのぞかせている。

 ◆ダル ツーシーム解禁だ ○…ダルビッシュが試合前、5日のヤクルト戦(札幌ドーム)に向けて北谷球場でブルペン入りし、キャンプ中は投げなかったツーシームを解禁。「そろそろ投げておかないと」と右打席に打者を立たせて胸元を突いた。ひじの角度を微調整した新フォームとの相性も良く、今季から就任した吉井コーチは「あれがあるだけで試合が作れる」と絶賛の言葉を並べた。

参照元:スポーツ報知

井川、投球バランスを確認

ヤンキースの井川慶投手が2日、ブルペンで54球を投げた。29日に大学生相手のオープン戦で3四死球を与え、満塁本塁打を浴びた。この日はバランスを確認するように遅めのテンポでの投球だった。

 元投手コーチのコナーズ管理部長は練習後に井川と話し合い「大丈夫だ。良くなる。攻めてカウントを良くすればいいだけ」と話した。井川は「いいブルペンでした」と球場を後にした。

参照元:スポーツ報知

黒田、4日ナショナルズ戦へ向け投球練習

ドジャースの黒田博樹投手は2日、35球の投球練習で4日(日本時間5日)のナショナルズ戦に備えた。

 課題の低めへの制球を強く意識し、さらにカーブを有効に使うつもりだ。日本ではカーブをほとんど投げなかったが「試合で使っていきたい。シュートがいいといっても研究されるから」。カーブでより大きな緩急をつけ、長距離打者に的を絞らせない配球を目指す。

 4日は初めてのナイター。「日本でもオープン戦ではあまりない。今のうちに経験できるのはいい」と話した。

参照元:スポーツ報知

井秀、首痛で軽い調整「無理しない」

 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は2日、首痛のためフリー打撃を取りやめ、軽めの補強運動だけで練習を終えた。3日からの練習内容は当日の様子を見て決める。

 2日の打撃練習中に異常を感じたという松井秀は「ちょっと張っている。打てるとは思う。でも無理をする必要はない」と話した。痛めたのは首の左側で、左を向く動作で負担がかかるという。

 右ひざ手術後のリハビリテーションに取り組む松井秀は、まだオープン戦に出場していない。

参照元:スポーツ報知

内海0封!2回3K…教育リーグ先発

◆イースタン教育リーグ 湘南4―3巨人(2日・ベイスターズ) 巨人・内海哲也投手(25)が2年連続開幕投手へ名乗りを上げた。2日、イースタン教育リーグの湘南シーレックス戦(ベイスターズ球場)に先発し、2回を無失点。右脇腹痛による出遅れを感じさせず、直球は最高144キロをマーク。現時点ではエース上原が、開幕戦となる3月28日のヤクルト戦(神宮)先発の有力候補とされるが、原監督は横一線を強調。この日のオープン戦、ソフトバンク戦(福岡ヤフー)で3回を1失点にまとめた昨年の最多勝グライシンガー、最優秀防御率の高橋尚を含めた空前のサバイバルレースが始まった。

 表情から不安が消えていた。「ボールにバラつきはあったけど、投げられたので気持ち良かったです。今できることをぶつけてきました」2月1日に痛めた右脇腹痛も全く問題ない。全力で左腕を振れることのできたうれしさだけが、こみ上げてきた。

 大入りとなったベイスターズ球場。大きな拍手に迎えられ、内海が復帰戦のマウンドに立った。先頭の西崎をチェンジアップで空振り三振で斬ると、2死後、下園には内角を厳しく攻めた。遊撃後方へポテンヒットを許したが、直球はこの日、最速となる144キロを計測した。

 2回に無死二塁のピンチを背負っても、全く動じない。「きょうはすべての球種を試してみた」という余裕も見せながら、後続を簡単に打ち取った。2回で計3個の三振はすべてチェンジアップで奪った。「他の球種の精度をもっと上げないとね。直球でもスライダーでも三振を取れるようにしないと」と課題を挙げた後、2年連続の開幕投手へ向け「みんなと争えるような存在にならないとね」と控えめながらも、3月28日のヤクルト戦で神宮球場のマウンドへ上がる意欲をのぞかせた。

 左腕の“復活ショー”は早速、博多にいる原監督のもとへ届いた。ソフトバンクとのオープン戦を終えた指揮官は「順調で良かった」と、胸をなで下ろした。同時にそれは、開幕投手争いがスタートしたことも意味している。

 2度目の指揮を執ることになった06年、そして昨年は年明けとともに「俺の中では(開幕投手は)決まっている」と繰り返した。頭の中には最多勝を2度マークした上原しかいなかった。しかし、下半身の状態が思わしくない上原に代わって、昨季の開幕投手を務めた内海が14勝を挙げ、最多奪三振のタイトルを取ったことで、指揮官の心境は変わった。昨年末から「開幕投手は白紙」と明言を避けるようになった。そのうれしい悩みはこの日でさらに増したことになる。

 グライシンガーが、ソフトバンクとのオープン戦(福岡ヤフードーム)で3回1失点と上々の出来。1日のソフトバンク戦では、00年から7年連続開幕投手を務めた最有力候補の上原が3回3安打2失点で、6奪三振と順調さをアピールした。昨年、防御率のタイトルを取った高橋尚も含めた4人で開幕の座を争うことになった。

 「これから2回、3回と投げて、判断材料にしていきたい」と原監督は直前まで状態をチェックした上で最終結論を出すつもりだ。いずれもタイトルホルダーという近年にない超ハイレベルな開幕争いの“号砲”が鳴った。

参照元:スポーツ報知

長谷部5回5K零封!開幕ローテ“合格”…楽天

◆楽天3―2ロッテ(2日・長崎) 楽天の大学・社会人ドラフト1巡目、長谷部康平投手(22)=愛知工大=がオープン戦初登板を5回1安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りをいきなり手中にした。右打者を9人並べたロッテ打線を相手に、宝刀のチェンジアップで5奪三振もマーク。ノムさんは「新人王、狙ってもらいましょう」と話し、マー君に続く楽天から2年連続の新人王を期待した。

 軽快だった。173センチの長谷部が、マウンドで躍るように投げ込んだ。指先から離れたボールは、右打者が9人ずらりと並んだロッテ打線のバットをあざ笑うように空振りさせた。5回2死から今江を二飛に抑え、涼しい顔で引き揚げた左腕。5回をわずか1安打。無失点のオープン戦初登板で、早くも開幕ローテを引き寄せた。

 最大の武器、チェンジアップが光った。1回1死、堀から奪った三振を手始めに、ウイニングショットで5奪三振。右打者の外角に落ちるタイプと、真っすぐ落ちるタイプを使い分けている長谷部は「あとはリリースで強弱をつけたり工夫しています」と、投げ方によっては“無限”のチェンジアップを操る。まさに本領発揮だった。

 「きょうはからだ全体を使って、思い通りに投げられました。(ロッテの)成瀬よりはスピード出ていましたよね」この日MAX137キロながら、体感速度は表示をはるかに上回るキレを見せて堂々の“プロ初勝利”。課題だった体重移動を修正するため、バランストレーニングを積んでこの日に臨んでいた。4回を無安打に抑えたヤクルトとの練習試合(2月25日)を含めれば9回1安打無失点。「完封じゃないですか」と笑った。

野村監督もルーキーの投球に白旗だ。キャンプ中に「新人王を狙う」と公言した長谷部を「うぬぼれるな、1軍が先だ!」と一喝。実戦で好投が続いても合格手形を与えなかったが、この日は違った。「お灸(きゅう)を据えてやろうと思ってたけど、褒めざるを得ないよ。新人王狙うと言ってるぐらいだからね…」ノムさんは、昨年アマから唯一、日本代表に選ばれた左腕の才能を認めた。

 前日は、連絡を取り合う間柄のソフトバンク・大場が好投。「あいつの電話、長いんですよ」と冗談を飛ばすが、負けたくない気持ちは常に心の中にある。この日、各スポーツ紙の紙面には大場が大きく掲載されていた。「大場より、大きくお願いします」小さな体に込めた負けん気も、長谷部の取り柄だ。

参照元:スポーツ報知

松井稼、今季もノーサイン!期待の足を披露

◆ブレーブス6―4アストロズ(2日・フロリダ州キシミー) アストロズの松井稼頭央内野手は「2番・二塁」で出場し、2打数1安打1打点1盗塁だった。内容は三ゴロ、中犠飛、左安打。

 松井稼がオープン戦2試合目で初安打初盗塁を記録した。

 6回の第3打席。外角低めの直球を逆らわずにライナーで左にはじき返し、直後に二盗を決め、後続の安打で生還した。チームが松井稼に期待する「足」を披露した。

 まだシーズンに向けての調整段階だけに「スタートが遅れている感じがあった」と反省。走ることで調子を上げるタイプだけに「積極的に走れば守る方も打つ方も攻撃的になれる」。今後も機会があれば果敢に走っていくつもりだ。

 ロッキーズ同様、アストロズも松井稼にはノーサインで盗塁させてくれるという。「大きいのを打つ打者がたくさんいるので、僕は走る方で貢献する」。1番ボーンとの俊足コンビが躍進の鍵を握っている。

 第2打席は中犠飛と打撃でも貢献した。「まずは自分のタイミングでしっかり(ボールを)とらえること」。変化球への対応がいまひとつらしく、打席を重ねながら精度を高めていくと話していた。

参照元:スポーツ報知

松坂、キャンプ最多の112球

2人のコーチが落ち着かない様子で見守る中、レッドソックスの松坂大輔投手が2日、このキャンプ最多の112球を投げ込んだ。

 オープン戦初登板した29日に、投球練習を含め約120球を投げたばかり。だが、日本のキャンプで200球以上投げる日もあっただけに「僕の中では当たり前の球数だし、多いと思わない」と淡々と話した。

参照元:スポーツ報知

福留、オープン戦3試合目で初の三振…高津は本塁打浴び2失点

◆カブス6―8ジャイアンツ(2日・アリゾナ州メサ) カブスの福留孝介外野手は「3番・右翼」で出場し、3打数無安打1三振だった。高津臣吾投手は3―6の7回に6番手で登板、2試合連続で本塁打を浴び1回2失点だった。

 福留が、オープン戦3試合目で初の三振。カウント2―2から外角やや低めの速球を「ボールだと思った」と見逃したが、ストライクをとられた。

 外角に広いとされる大リーグのストライクゾーンについて、福留は「そうでもない」と違和感なく打席に立っている。

 この日の判定にも「きょうの審判がそういうゾーンを持っていたということ。僕の中でのゾーンは変えない。(バットが)届かなければ当たらないし」と、さばさばしていた。

 ◆高津、痛い連続被弾 ○…オープン戦2度目の登板となった高津が、初戦に続き本塁打を許した。1死二塁で、変化球を続けたところを狙われ「前回より落ち着いて投げられたけど、うまく配球ができなかった」と肩を落とした。

 マイナー契約の招待選手としてメジャー投手陣に割って入らなければいけない高津にとって、2試合連続の失点は痛い。「前を向いてしっかり打者を抑えていこうと思っている」と次回の好投を誓った。

参照元:スポーツ報知

2008年03月04日

大場&長谷部が久々再会に笑顔…新人研修会

“大学ビッグ3”は3日、一様に年上らしく、おとなしく新人研修会を受講した。ソフトバンク・大場は「いろいろ勉強になりました」と笑顔。親交のある楽天・長谷部やロッテ・服部らと研修会の合間に会話を交わし、再会を楽しんだ。この日はアンチ・ドーピングの講義も受けたが、長谷部は愛知工大時代の昨年、プレ五輪(北京)、北京五輪出場をかけたアジア予選(台湾)の日本代表としてドーピング検査を経験。「経験があったので、話もよく分かりました」とうなずいていた。

参照元:スポーツ報知

中田が由規に完敗…話し方講座でダメ出し食らう

注目の黄金ルーキーによる“初対決”は怪物の完敗―。3日、都内のホテルで新人選手研修会が開催され、日本ハム・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭高=、ヤクルト・佐藤由規投手(18)=仙台育英高=も出席。元ニッポン放送アナウンサー・深沢弘氏(72)を講師に招いた「話し方講座」の中で、模範的な取材の受け答えをした由規に対し、中田は声の小ささを何度も指摘され、「…ッス」という語尾にもダメ出しを食らう始末。6日の札幌ドームでのオープン戦対決を前に痛い“黒星”となった。

 苦笑いが止まらない。緊張気味にマイクを構え、淡々と言葉を並べる中田に、痛烈なダメ出しが飛んだ。新人研修会の第3講義『話し方、インタビューへの対応』でのこと。取材場面を仮定した舞台で「口を開けて」「声が小さい」との深沢氏からの再三の指摘に、怪物はバツの悪そうな表情を浮かべた。

 先手を打たれた。最初に壇上に上ったのは由規。背筋を伸ばし、初々しくはっきりとした口調に、深沢氏は「文句なし」と絶賛。157キロ右腕が先に指名されたのを見て、中田は「絶対に自分にも来ると思った」と覚悟を決めたが、直後に赤っ恥をかいた。

 ぼそぼそとした話し方を「これだけ大きい体なんだから、声を出さなきゃ!」と指導された。「(由規は)声がしっかり出ていた。自分はちょっとダメだったッス」と中田。深沢氏は「ワンサイドだったね。(中田の)真っすぐ見逃し三振だよ」と言い、さらに、中田の代名詞とも言える「…ッス」という語尾についても「壇上では出なかったけど、あれも直さないといけない。プロとして品格のあるしゃべり方をしないとね」と言及した。

 “代表取材”を「他に新人がたくさんいる中で、(舞台に)立たせてもらって勉強になった」と淡々と振り返った中田。それでも「…ッス」へのダメ出しには「何とかッスって…敬語じゃないッスか!」と自分流の解釈を披露して語気を強めた。

 “初対決”で由規に完敗を喫したが、すぐに6日の本拠地・札幌ドームでの直接対決に目を向けた。一方的に真っ向勝負を約束させた上で「すごく真っすぐに自信を持ってるし、それを打ちたい」と宣言した。気合を入れ直すため、前夜(2日)、千葉・鎌ケ谷「勇翔寮」の風呂場で、再びバリカンで頭を丸刈りにした。この日の屈辱は、グラウンドで必ず晴らす。

 ◆ダル助言に感謝 ○…4時間以上に及んだ研修会だったが、中田は「普通っしょ」と、1度も居眠りすることなく終了。特に印象に残ったのは、元日本ハム投手の岩本勉氏による講義。「良き先輩を見つけろ」とのアドバイスに、大物新人はダルビッシュの名を挙げ「『今のままじゃけがするぞ』と言われ、食事面から心配してくれる。ありがたいことッス」と感謝。中田は終了後、宮西とともに空路、札幌に移動した。

 ◆ロッテ唐川トークは石川遼がお手本 ○…中田、由規と並んで“高校BIG3”と呼ばれたロッテ・唐川も新人研修会に出席。講義の中で名前が挙がったプロゴルファーの石川遼を参考に、トークを磨く考えを明かした。「16歳なのに年上みたいですよね」と、はきはきとした話し方、サービス精神などを手本にするつもりだ。現在は2軍で調整中。BIG3のほかの2人に話題では先行されているが「2人が対決して盛り上がるのは刺激になる」と、1日も早い1軍デビューを誓った

参照元:スポーツ報知

松坂、登板に備え軽めの調整

4日(日本時間5日)のパイレーツ戦登板を控え、レッドソックスの松坂大輔投手は3日は軽めの調整だった。

 メジャー2年目の余裕が感じられる。キャッチボールでは、ベテラン右腕のウェークフィールドに「僕の方から見てくれと言った」そうで、1球ごとに投げ方を確認してもらっていた。

 昨年は打者の特徴を頭に入れることに主眼を置いたが、ことしは「どの打者がメジャーかマイナーか分かっているし(まずは)自分の調整」とマイペースを強調。

参照元:スポーツ報知